こんにちは、KENです。
おそらくこの記事を読んで下さっている方のほとんどは、
TOEICを受けてみたいけど、何から勉強したらいいの?
なかなかTOEICの点数が伸びない…
どのテキスト使えばいいかわからない。
など、スコアを伸ばすための方法を模索しているはずです。
先日僕もTOEIC初受験してきたので、それまでの対策を踏まえてTOEICで800点超えするためのレベル別勉強法ロードマップを作りました!
830点を獲得できたので、800点超えを目指す方には有益な記事だと思います。
スコア別で紹介していきますので、どんな方にも参考になると思います。
ではさっそく見ていきましょう!
自分の実力を把握しよう
TOEICに限らず成長するためには、自分の現在地を把握し目標をしっかり定めることが大切です。
過去にTOEICを受験したことがある方は、そのスコアから目標に到達するにはどうすればいいかをロードマップを活用しながら決めていきます。
まだ一度も受けたことないよ!!っていう方は、一度TOEIC公式問題集を1回分解いてみましょう!
初回のスコアはあくまで目安です。できなくても落ち込んだり、やる気をなくす必要は全くありません!
ここまで準備ができたら、いよいよ実際に学習に進みましょう!
ジャンル別学習方法
ここからはスコア別に勉強法を紹介していきます。
スコア:〜500点の人向け
現状500点以下の人は、おそらく英語に苦手意識を持っていたり、あまり英語の勉強はやってなかったという場合が多いと思います。
TOEICでは、基礎英語が出来るようになれば基本的に500点は突破できます。まずは中高の基礎英語を固めていきましょう。
新しい言葉や文法などにたくさん出会うことになるので、正直この時期が一番辛いです。しかし、ここを突破するとこの先が本当に楽になります!逆にここを飛ばして次に行くと後々苦しみます。
完璧にこだわりすぎなくてもいいですが、ここで学んだことは先に進んでも一生使いますのでしっかり習得しましょう。
単語編
最低限はじめに知っておくべき単語が掲載されているので、僕の一番のおすすめです!
Basicではなく通常盤のシス単もありますが、そちらは後半なかなか難しい単語もありますので、基礎固めにはBasicをやれば十分です。
こちらも高校時代使ってたという人は多いと思います。
僕自身は使ったことはないのですが、見た限りではシス単Basicより難しい単語まで含まれている印象です。
サイズが少し細くなっていて持ちやすいのもポイントです!
TOEICはリーディングの分量がとても多いです。
攻略のために簡単な単語で詰まらないようにしておきましょう。
文法編
言語は数学と違って、感覚的な理解も必要になってきます。
よく英語のできる人が言う無敵ワード「フィーリング」です。
このテキストでは、文字だけでは伝わりにくい感覚的な部分までわかりやすく図解されているのが特徴です。
一から始めても理解しやすく暗記ではなく英文法の本質を理解できるような教材ですので、初心者の方でも安心して取り組めます。
総合英語Evergreenは、高校の教科書としても使用されている英文法の王道テキストです。
分厚いですが、一冊持っているだけで文法に困ることはほぼなくなるでしょう。
詳しい説明に加え英語の深い理解に繋がる情報も載っているので、マスターできた頃には英文法は全く怖くなくなるはずです。
ただし教科書ですので問題が載っていません。完全対応の文法問題集が出ていますので以下で紹介します。
Evergreenに対応した問題集です。
併用することによって、インプットとアウトプットを完結させることができます。
Evergreenで勉強していく場合はぜひ演習用として一冊持っておきましょう!
TOEICではSection5で文法問題が30問出題されます。
TOEICに出題される文法問題にはパターンが存在するので、TOEICに出る問題のみを集めた教材も多く出版されています。
しかし基礎固めができていないままTOEICに行くと、テキストを読んでも基本の英文のルールが理解できず苦しむ事になるので、しっかり基礎文法を学んだ上で進むようにしましょう。
リスニング・長文読解編
基礎の段階では長文読解はガッツリやらなくてもいいと僕は思っています。
というのも、単語や文法が固まっていないと長文を読む以前に何も入ってこないからです。
解いた公式問題集を何回もとき直して、どんな問題が出るのかを把握しておくだけで十分です。
リスニングで最初に実践してもらいたいのが単語帳についている音源のリスニングです。
初めのうちはなかなか文字と発音が一致しないこともあるはずです。
例えば、designは「デザイン」と読むのに、designatedは「デズィグネイテッド」とGを発音するんです。
発音の理解がないと話についていけないので、とにかく単語帳の単語を覚えるときに音も聞きましょう。
単語リスニングに慣れてきたら、公式問題集のリスニングを周回します。
YouTubeで「TOEIC listening」と検索すると、本番と同じ形式でリスニングができる動画がいくつもあるので、同じ問題ばかり聞いていて、「もう知ってるから解けちゃうよ…」って人は是非チェックしてみてください!
スコア:〜600点の人向け
このレベルになると、英語の基礎はだいぶ理解できてきたと思いますが、TOEICの問題に触れる回数が圧倒的に足りません。
ここからはTOEICの本番を意識した勉強が必要になってきます。
TOEIC頻出の単語など、TOEICに特化した勉強をしていくことで、圧倒的に文章が読みやすくなったことを実感するでしょう!
このレベルから公式問題集にお世話になることがとても多くなります。
TOEICはどれだけ問題の傾向を知っているかでスコアに大きな差が生まれる試験です。ボロボロになるまで繰り返し問題に触れていきましょう!
単語編
通称「金フレ」と呼ばれ、TOEICの単語帳と言ったら一番に出てくる超人気の単語帳です。
実際に満点を幾度となく取っておられる著者のTEX加藤さんが頻出の単語を研究しまとめた単語帳ですので、本当にこれ一冊で単語に困ることはほぼなくなります。
基本的にTOEICの単語帳はこの一冊のみで大丈夫です。
文法編
1駅1題シリーズは文法以外にも、長文やリスニング本が出ていてどれも超人気です。
このレベルになると、おそらく基礎英語の大部分はわかる状態だと思います。
ここからは演習を繰り返していく段階になるので、ぱっぱと短時間で解いていくこのシリーズはおすすめです。
じっくり考えるのではなく、反射的に問題が解けるようになりましょう!
公式問題集は実際の問題と同じプロセスで作成されているため本番に最も近い問題が解けます。
このレベルでは多くの人が時間内に解き終わらないと思います。
時間配分を意識して解くためにも繰り返し公式問題集を使って、全体像を把握しておきましょう。
文法は同じような問題が出題されることがよくあるので、過去に解いた問題も何度も叩き込んで完璧にしてしまいましょう。
リスニング・長文読解編
リスニング・読解に関しては、公式問題集をひたすら繰り返します。
TOEICのリスニングは様々な国籍のスピーカーが話しています。それぞれの発音の違いに慣れるためにも公式問題集は有効です。
読解、特にPart7は分量が多いので、多くの受験者が一番苦労する場所です。
600点前後は全部読みきれなくても到達できるレベルですが、公式問題集を繰り返して早く処理する感覚を次第に身につけていきましょう。
速読にはシャドーイング がおすすめです!と多くの方が言っているのをみたことがあると思います。
シャドーイング って地道で僕も大嫌いでした…。が、我慢してやってみると、時間内に読めるようになりました!
最近の公式問題集には、なんとリーディングの音声まで収録されています!
一回で大量の問題をやる必要はありませんが、Part7の音源を聴きながらシャドーイング をする練習は速読だけでなく、リスニング向上にも役立ちますので是非実践しましょう!
スコア:〜800点の人向け
ここまでくると、TOEICの問題の大部分は読めている感覚になると思います。
受験英語で考えるとセンター試験8〜9割が安定して取れるくらいです。
ここからのスコアアップのコツは、公式問題集をどれだけ突き詰めていくかです。
金フレで出会わなかった単語などをチェックし、自分の中にインプットしていきましょう。また問題を解く上でのテクニックも学ことで正答率が上がっていくので、以下で紹介します。
テクニック編
超有名なTOEICテクニック本です。
これ一冊を読むだけで人によっては100点以上アップもあり得るでしょう。それほどTOEICにはTOEICの対策が大切なのです。
この本では、即答するためのテクニックなどを、各セクションごとにわかりやすく解説していますので是非取り組むことをおすすめします。
試験直前に眺めるだけでも効果があるはずです。
単語編
〜600のところでも書きましたが、この単語帳は満点を目指すレベルまで使えます。
ひたすら繰り返して、さらさらと出てくるようにしましょう。(※発音も忘れずに!)
金フレにプラスして、公式問題集で出てきた知らない単語を書き出してインプットしていくことでさらに高得点を目指します。
時間がシビアなTOEICでは、単語で詰まったら負けと言っても過言ではありません。スピードを意識して学習に取り組みましょう。
文法編
またまた公式問題集。
今まで以上に瞬発的に答えられるように意識していきましょう。
ちなみに文法セクションは30問で、800点越えを目指すならかけられる時間は7~8分です。
速すぎる…。と思うかもしれませんが、テクニックなどと合わせて解いてみると「案外できそうかも!」ってなってきます。大丈夫!
リスニング・長文読解編
公式問題集をひたすら繰り返します。もう飽きたよ…って人。いますよねw
もし完璧にできているなら話は別です。
ただ、そのような人はすでにほとんど満点近い点を叩き出しています。
テクニック本で学んだ技術が実際に使えるようになるためにもどんどん解きましょう。
ちなみに僕は、リスニングは公式問題集とYouTubeのリスニング音源しか聴いてません。
TOEICで高得点を取るためにはリスニングで稼ぐことは必須に近いです。
落ち着いて集中すればそこまで難しい会話はありませんので、繰り返し練習しましょう。
テクニック本で学んだコツを意識してリスニングをすることでミスが半減した経験があるので自信を持ってお伝えします!
800点を目指すには、Part7をどれだけ早く正確に解けるかがカギになります。
テクニック本ではどこに目を運んで解くか、なども書かれていますので、参考にしながら実際に問題を解いて自分のテクニックにしていきます。
まだ全て解き切れない人も多いと思いますが、ここから上にいくにはマークシートの塗り絵は禁物です。
自分がどこが苦手なのかを見直し、そこを重点的に改善していきましょう。
最後に
TOEICはどれだけ問題に触れるかが本当に大事です。
上記のロードマップを実践して僕は実際に830点を取得できたので、この通りに進めていけば確実にスコアはアップしていくはずです。
一度スコアが上がる感覚を掴めると、どう学習すれば成績が伸びるかが自分でわかるようになります。
最初の成長までが一番辛いですが地道に進んでいきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!